ブランド名
ボッテガ・ヴェネタ BOTTEGA VENETA
国
歴史
1966年
公式サイト
あり
ターゲット
メンズ レディース
財布の価格帯
5万円~9万円
ヴィトン、グッチ、コーチや、人気のポール・スミス、ダコタ、ベッカーなど。財布のブランド図鑑は噂のあのブランドを歴史や商品情報とともに紹介するサイトです。このサイトは全ての機能を無料でご利用いただけます。ぜひブランドの比較や財布選びの際にお役立て下さい♪
ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)は、1966年に創業したイタリアのファッションブランドです。
その歴史は、1966年にミケーレ・タッデイとレンツォ・ゼンジアーロが、職人たちによる皮革製品の生産会社を設立したことに始まります。
社名のボッテガ・ヴェネタとは、イタリア語で『ヴェネツィアの工房』を意味する言葉です。ボッテガ・ヴェネタはその名のとおり、職人たちがつくり出す品質の高い製品と、ブランドを前面に押し出すことのないひかえめなロゴ無しのデザイン、そして『イントレチャート』と呼ばれるその代表的な革の編み込み技術によって、評判のレザー・ブランドとなっていきます。
1970年代、同社は「あなたにイニシャルさえあればそれで充分」をキャッチコピーに設定します。これは当時のルイ・ヴィトンやグッチなど、ブランドイニシャルをデザインの前面に取り入れたブランドへの対抗意識をあらわしたものです。
1980年代初頭には、その製品が『ジェットセット(ジェット族)』と呼ばれる、旅客機で世界中を旅する富裕層たちの間で人気のアイテムとなります。
しかし次第に経営が行き詰まり始めた1990年代に、ボッテガ・ヴェネタはそれまでの職人的で控えめだった企業精神を捨て、トレンドが支配するファッション業界へと方向転換してしまいます。
2001年2月、同じイタリアに籍を置くグッチ・グループによって買収。クリエイティブ・ディレクターとなったトーマス・マイヤーによって、ボッテガ・ヴェネタは転機を迎えます。彼は迷走気味だったボッテガ・ヴェネタの方向性を、ロゴのない、その独特のイントレチャートにフォーカスした元の職人的なブランドへと軌道修正し、成功を収めます。
近年では旅行かばんやハンドバッグ、シューズ、財布などの皮革製品のほかにも、宝飾品、眼鏡、香水、家具などをコレクションに加え、独自のブランドとして成長を続けています。
また2006年の夏に、イタリアにレザークラフト学校(Scuola della Pelletteria)を設立し、技術の継承と職人の育成を通じて、その品質の維持と管理につとめています。
ボッテガ・ヴェネタ BOTTEGA VENETA © 2011-2024 財布のブランド図鑑